咲かそう、から、育てよう、へ。

俺たちのホームを、育てよう。

5月5日。埼玉スタジアムちびっこ広場において、
お花見があり、行ってきました。

お花見? 桜はもう見る影もないのに??

いえいえ。さくらはさくらでも、木に咲く花ではなく、
地面から生え可憐な花をつける「さくら草」のお花見です。

ここに至るまでのおおまかないきさつは、
文蔵生まれの42歳さんの作られた、Flashムービーを見てくださいね♪
(他サポさんにも是非見ていただきたいです。)

埼玉県の県花であり、旧浦和市の市花であり、さいたま市の市花であり、
そして何より浦和レッズのエンブレムにも描かれている、『さくら草』。
埼玉スタジアム2○○2の敷地内に、たくさんの花は植えられているのに、
この花だけはなぜかありませんでした。
その理由が後にわかることになるのですが、(答えはFlashに)
ならば、ここに集うレッズサポーターのみんなで植えないか?という声があがりました。

「俺たちのホーム」埼玉スタジアムを、もっと身近に、
試合の日だけじゃなくて、日ごろから気軽に、訪れることのできる場所に。
跳ねることができなくなっても、大きな声を出すことができなくなっても、
さくら草を通じて、ずっとレッズと関わっていくことができる、
50年、60年と、ずっとずっと「俺たちのホーム」と共に歩み続けていける、
そんなことをしてみないか? と。

それはそれは、素敵な提案でした。

レッズサポなら誰しも、将来もずっと、埼玉スタジアムに通い続ける姿を
思い浮かべたことがあるのではないでしょうか。
子や孫を、北ゴール裏へ見送って、自分は指定席で観戦…
帰り道は、あの選手のあのプレーがよかった!などと試合の話で盛り上がり、
レッズが家族の団欒のひとときとなる…そんな光景を。

そこに加わった、新しい未来予想図。
「ただいま~ おじいちゃんは?」
「またさくら草見にいったわよ」
「え~! 僕が帰ってから一緒に行こうって言ってたのに!」

・・・あ、妄想激しくてごめんなさい; ←引くわ。

さくら草花壇の看板。
そもそも、
さくら草を植えること、
育てること、は、
そのままレッズを育てていくことにも
つながるわけで。

植栽の日。
レッズサポの有志のみならず、埼玉スタジアムと浦和レッズ、
そして、さくら草をさいたまスタジアムに植えるにあたっていろいろと知恵を授けてくださった「さくら草会」の方々、
スタジアム近郊の地域の方々とが一同に介し、
みんなでこの場所に、
絆となる「さくら草」を植えました。

この様子は、地元メディアでもとりあげられたようですね♪

そんなさくら草が。
それはそれは可憐な花をつけました。

今週末、「種の保存」のためにこの花は摘み取られ、「花とは」来年までお別れとなるのですが、
無事咲いたことを祝って、ささやかなお花見会が、このGW中に行われました。


まだまだ少ないように見えますが、
来年は倍、再来年はまたその倍と増えていきます。
「浦和レッズ」というサッカーチームも、長年かけて育てていかなくてはならないもの。
ユース出身選手の活躍に、頬をほころばせている方も多いのではないでしょうか。
ずっとずっと、レッズを関わっていくために。

ずっとずっと、
浦和レッズを、
埼玉スタジアムを、
そして、俺たちレッズサポとの三者の絆を確かめ、育てていくために。

みんなで、レッズと一緒に、さくら草を育てていきませんか?

わが子の成長を、見守るように、ね。

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